高橋和義 回顧展  ―春待つ残雪の里―

光風会会員、高橋和義氏の油彩画展

開催期間: 2016年4月8日(金)~4月25日(月)

光風会会員の高橋和義さんの個展。雪どけの風景を描き続け28年。2000年代から今までの油彩画を中心に展示します。初春の雪と川が織り成す風景、ダイナミックな構図をお楽しみください。

 

霜鳥健二彫刻展 ― 鉄 ―

鉄の可能性を探って

開催期間: 2016年3月3日(木)~4月4日(月)
霜鳥健二展

霜鳥健二氏は南魚沼市出身の彫刻家です。県展や大地の芸術祭等で、主に鉄を使った作品を発表してきました。鉄は木や石といった自然素材と違い、鉄鉱石から人が作り出した二次素材であり、人の手を経た優しさ、温かさ、美しさを内包しています。 今回の彫刻展では、鉄の素材としての可能性を探求し、これまで霜鳥氏が制作してきたシリーズの中から、数点ずつを選んで展示いたします。

■作品解説会:
3月19日(土)14:00~
作家の霜鳥健二氏によるお話です。

Arms into Art 武器をアートに

さぶたいとる

開催期間: 2016年3月3日(木)~3月29日(火)※PartⅡ池田記念美術館開催期間

主催:国際大学/池田記念美術館
後援:南魚沼市
協力:NPO法人えひめグローバルネットワーク/「武器をアートに」新潟実行委員会

今回展示する作品は、独立を果たした後に長期間にわたり内戦で苦しんだアフリカのモザンビークで、過ちを二度と繰り返さぬよう 「銃を鍬に」というプロジェクトが進められ、そこで集められた銃などの武器をアートに変 えてしまおうというユニークな活動から生まれた作品です。
国際大学と共催で、パートⅠ(国際大学)とパートⅡ(池田記念美術館)の2期に分かれて開催します。

[PartⅠ] 2016年2月26日(金)~28日(日)
国際大学(IUJ)

■ギャラリートーク(国際大学オープン・セミナー)
2月26日(金)18:00~19:30
竹内よし子(NPO法人えひめグローバルネットワーク 代表理事)
※お問い合わせ先:025-779-1112(国際大学)

[PartⅡ] 2016年3月3日(木)~3月29日(火)
池田記念美術館2階特別展示コーナー  全15点を展示

■ギャラリートーク
3月12日(土)14:00~15:00
田村優(新潟大学現代社会文化研究科 博士前期課程、南魚沼市・旧塩沢町出身)

厚木男声合唱団 スペシャルコンサート with 橘光一

開催日: 2016年2月13日(土)

電子オルガンが奏でる繊細で迫力のある調べと、男性合唱ならではの力強く調和のとれたハーモニーをご堪能ください。

[第Ⅰ部] 電子オルガン  橘 光一
[第Ⅱ部] テノール独唱  秋山 徹
[第Ⅲ部] 男性合唱    厚木男声合唱団

後藤はつの 112歳の絵画展

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後藤はつの「明治42年の遠足 苗名の滝」1999年 第25回現代童画展文部大臣奨励賞

冬季特別展示
2015年12月18日(金)~3月21日(月・振休)

開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) ※最終日は午後3時終了
休館日:毎週水曜日
 ※長期間の展示のため、臨時休館日等がございます。トップページでご確認ください。
 ※12月24日~1月7日の間は、年末年始休館となります。
観覧料:一般500円(高校生以下無料) ※500円ですべての展覧会がご覧になれます

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後藤はつのおばあちゃんは妙高・赤倉温泉出身で73歳から絵を描き始め、81歳から99歳まで100号の油絵を描き続けました。今なお元気に百人一首、詩吟に挑戦し、プラチナ世代としてスマイルとともに、おしゃれに人生を謳歌するスーパーレディ!はつのおばあちゃんの絵画約20点を展示します。

 

プロフィール
 1903年  妙高高原の赤倉温泉・東風館(現赤倉ワクイホテル)に8人兄弟(明治36年) の長女として生まれる。 
20歳で炭鉱の技師と結婚し、2人の子供を育てた。5人の妹たちを呼び寄せ、全員女学校へ進学させた。 娘夫婦の海外赴任で、 孫の世話のため海外へも同行した。
 1976年 73歳 カルチャースクールで油絵を習い始める
 1985年 81歳 現代童画展へ初出展
 1986年 82歳 現代童画展「紫陽花の思い出」新人賞受賞 
 1999年 96歳 現代童画展「明治42年の遠足 苗名の滝」文部大臣奨励賞受賞 
 2002年 99歳 現代童画展へ最後の作品「はやくこーい」出展、 その後休筆
 2005年 102歳 初の個展「後藤はつの100号展」(銀座ナイン) 
 2007年 103歳 アメリカ西海岸へ旅行、ヨセミテまで足をのばす(16日間)
「ふるさと100号展」(妙高高原メッセ) 
 2010年 106歳
107歳
ニューヨーク旅行(16日間)
「後藤はつの絵画展」(妙高高原メッセ) 
 2011年 108歳 「ニューエルダリーシチズン大賞」の大賞受賞 
 2012年 108歳 諏訪市原田泰治美術館で絵画展「108歳の挑戦」を開催 
 2014年 110歳
111歳
飯綱町アップルミュージアムに作品展示
皇寿
 
  2015年12月18日~2016年3月21日
 112歳 南魚沼市の池田記念美術館で「後藤はつの 112歳の絵画展」を開催  

斎藤真一 越後瞽女日記の世界

 
 
斎藤真一「佐久の旦那(越後瞽女日記)」油彩 1969年 上越市立総合博物館所蔵

2015年11月14日(土)~12月14日(月)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) ※最終日は午後3時終了
休館日:毎週水曜日
観覧料:一般500円(高校生以下無料) ※500円ですべての展覧会がご覧になれます

三味線を手に、唄をうたい、一年の大半を旅に暮らした目の不自由な瞽女たちの喜びや悲しみを描いた画家、斎藤真一は、頸城の山里や信州の瞽女宿を訪ね歩き、カンバスの上に、瞽女の人間絵図を10年以上にわたって記録しました。今回の展覧会では、上越市立総合博物館所蔵の油彩画を中心に、越後瞽女日記の原画、絵巻など約50点を展示します。併せて、斎藤真一の原画を使用した書籍やレコードジャケット、高田瞽女の写真、三味線などの関連資料も紹介します。

■斎藤真一 (さいとう・しんいち) 略歴
1922年岡山県児島郡味野町(現・倉敷市児島味野)生まれ。
東京美術学校卒業。中学・高校教諭を務めながら制作をつづける。1959年フランスに留学。留学中、ヨーロッパ各地を放浪、藤田嗣治と親交を得る。帰国後、津軽、越後を旅し、瞽女を知り、高田の杉本キクイに出会う。瞽女を記録し、『越後瞽女日記』など連作を続ける。また、吉原の遊女をテーマに作品を発表。1985年『明治吉原細見記』『絵草子 吉原炎上』を出版し、映画や舞台で上演される。その後も郷愁を求めて渡欧し、“昭和ロマン”“哀愁の街角”などのシリーズ制作を続けたが、1994年9月72歳で逝去。

【関連イベント】  ※各イベントとも 入館料が必要です

◆金澤碧(かなざわ みどり) ひとり、かたり →終了しました
 11月14日(土)午後3時~

三味線を手に、唄をうたい、旅に暮らした目の不自由な瞽女たちの喜びや悲しみを描いた画家、斎藤真一。異国をさすらい、雪国の瞽女に魅せられた斎藤真一のエッセイを、女優・金澤碧の朗読と作品写真等の映像で表現します。

金澤 碧 (かなざわ・みどり) プロフィール
1975年、TVドラマ「北都物語」でデビュー。その後「俺たちの旅」等にマドンナ役として出演。中村雅俊と共演した。近年は、舞台出演、ラジオドラマ、朗読などで活躍。ガラス作家としても活動をしている。

◆作品解説と瞽女唄ミニコンサート →終了しました
 11月22日(日)午後3時~

斎藤真一コレクターの池田敏章氏による作品解説と、月岡祐紀子さんの瞽女唄のミニコンサートです。

◆瞽女唄ミニコンサート
12月6日(日)午後3時15分~
22日の瞽女唄ミニコンサートが好評につき、第2弾を開催します。演奏するのは、金川真美子さんです。
県内外で瞽女唄の演奏活動をしています。

魚沼映像アーカイブによる記録と記憶の再生プロジェクト 光の記憶―南うおぬま地域映像アーカイブ

魚沼映像アーカイブによる記録と記憶の再生プロジェクト
光の記憶―南うおぬま地域映像アーカイブ
 
 
高橋家写真コレクションより

2015年9月4日(金)~10月6日(火)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週水曜日
観覧料:一般500円(高校生以下無料) ※500円ですべての展覧会がご覧になれます

平成26年に締結された南魚沼市と新潟大学人文学部との連携協定をもとに、このたび南魚沼市、新潟大学人文学部、池田記念美術館が連携して、新潟大学地域映像アーカイブセンター所蔵の映像資料 と、池田記念美術館の所蔵品をご紹介する新たな映像の展示、上映を行います。

―南うおぬま 4つの記憶―
幕末、六日町の今成無事平は江戸に遊学した際、写真術を習い、六日町に戻るとさっそく家族や周辺の人びとを撮影しました。明治の初めの頃のことです。写真師ではない一般の人が写し た写真として、新潟県では初めてのものでしょう。それを端緒として、南魚沼には、数多くの映像が人びとの記憶と共に眠っています。今回の催しでは、「くらしの記憶」「家族と人びとの記憶」「芝居の記憶」「異文化の記憶」の4つの記憶としてまとめてみました。 幕末から昭和にかけての魚沼の移り変わりを、写真と映像で甦らせます。

展覧会に併せて講演会、シンポジウム、さらには今後、小中高校で地域映像アーカイブの映像資料の利用、活用することができるようにするためのワークショップなど、多彩なイベントを開催致します。

【関連イベント】

講演会 「南うおぬまの映像と記憶を掘り起こす」
日時 〉 9月5日(土) 13:30 〜
登壇者 〉 池内紀(ドイツ文学者)、原田健一(新潟大学)、伊藤守(早稲田大学)

シンポジウムⅠ 「くらしの記憶と記録」
日時 〉 9月12日(土) 17:00 〜
登壇者 〉 内藤正敏(写真家)、石井正己(東京学芸大学)、榎本千賀子(新潟大学)

シンポジウムⅡ 「南うおぬまの芝居の世界」
日時 〉 9月20日(日) 13:30 〜
出演者 〉 山口清文(写真家)、三桝京曻(京曻一座)、太田喜一郎(塩沢歌舞伎保存会)、塩沢歌舞伎保存会の子どもたち

※各イベントとも 参加無料

魚沼ベストショット展 PartⅤ

bestshot2015

2015年1月22日(金)~2月28日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) ※最終日は午後3時終了
休館日:毎週水曜日 ※2月20日(土)午後休館となります
観覧料:一般500円(高校生以下無料) ※500円ですべての展覧会がご覧になれます

魚沼地域は山と田園が変化に富み、美しい風景の宝庫です。その四季折々の自然は世界に誇るべきものでもあります。そんな魚沼に魅せられた写真家が、それぞれ自慢のベストショットを出展し、市内外にアピールする自然賛歌の展覧会です。

■出展者(五十音順) ※変更になることがあります

秋元 貴美子(さいたま市)
安沢正一(長岡市)
江部堅市(南魚沼市)
大塚 明(魚沼市)
岡 利昭(新潟市)
小澤文雄(南魚沼市)
小田原 了(南魚沼市)
貝瀬 久(南魚沼市)
勝田定夫(南魚沼市)
勝又一幸(南魚沼市)
菊地和好(魚沼市)
木津保雄(南魚沼市)
工藤 純(にかほ市)
工藤 健(南魚沼市) 工藤信朋(新潟市)
腰越 晃(南魚沼市)
小島達夫(南魚沼市)
酒井 建(南魚沼市)
酒井 大(南魚沼市)
桜井邦彦(小千谷市)
桜井博之(魚沼市)
佐藤吉晴(魚沼市)
茂野孝志(十日町市)
志田幸夫(魚沼市)
関 義正(南魚沼市)
高橋 徹(南魚沼市)
田辺千勝(南魚沼市)
外山和子(魚沼市) 難波章夫(新潟市)
錦戸道男(湯沢町)
平賀治雄(新潟市)
穂苅 環(新潟市)
星 義廣(魚沼市)
松原 浩(長岡市)
宮内吉徳(南魚沼市)
目黒公司(魚沼市)
山口清文(武蔵野市)
山田則夫(南魚沼市)
山本貴一(十日町市)
若井健一(南魚沼市)
若山文雄(南魚沼市)

【関連イベント】  

bestshot2015_event◆出展者による作品解説会◆
1月23日(土)15:00~16:00
※参加には入館料が必要となります
出展者による解説です。
出展者自身による解説は、シャッターを切る情景が浮かび上がってきます。

 

 

 

 

◆初心者向け写真教室◆
2月7日(日)13:00~15:00
※参加費無料
参加ご希望の方は、池田記念美術館へお申込みください。
また、当日はデジタルカメラをご持参ください。