FRIEND’S FRIEND 世界の現代版画

世界各国の現代版画を展示

開催期間: 2018年4月1日(日)~5月6日(日)

「魚沼の地に現代版画の魅力を伝えたい」と11人の現代版画家が集まり展覧会を開催することとなりました。いずれも第一線で活躍する版画家たちです。
浮世絵をはじめ、日本の版画作品は世界で評価されてきましたが、現在でも日本の版画家たちは世界中で活躍しており、版画を通して日本の文化を世界に発信しています。
今回の展覧会では、日本の版画家が海外作家を推薦するという方式で出展者を選んでいます。既存の組織や権威によらず、それぞれの作家が自分の敬愛する作家を推薦し、日本を含め13の国と地域から23人の版画家が集まりました。技法も木版画・銅版画・シルクスクリーンなど様々で、多様な現代版画の魅力を味わうことができる展覧会となっています。この展覧会を通して互いに刺激しあいながら友情を深め、さらに版画の魅力を広く伝えていければと願っています。

 

「魚沼の地に現代版画の魅力を伝えたい」という池田記念美術館と版画家たちの願いから、この版画展の企画が生まれ開催の実現に至りました。
異なる様々な社会や文化の違いを超えて、美術は人と人との心をつないでくれます。
日本と海外の版画家の作品約60点が一堂に会して響き合う世界の言葉を楽しんでいただければ幸いです。

出展者代表 園山 晴巳

 

■出展者

磯見輝夫(日本)

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『沈黙』2017年
木版

Arthur Watson(スコットランド)

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『Seasign』1987年
リノカット、手彩色

今村 由男(日本)

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『季節は巡り』2017年
エッチング、箔

Pavo Majic( クロアチア)

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『Split at Night』2014年
シルクスクリーン

上野 遒(日本)

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『蜃気楼の中で』2017年
木版画、コラージュ

Krzysztof Szymanowicz(ポーランド)

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『Souvenirs XVI』2009年
リノカット

大沼 正昭(日本)

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『森の記憶−2』2017年
コラグラフ

Franco Marrocco(イタリア)

FrancoMarrocco01-sm

『無題』2016年
エッチング、アクアチント

笹井 祐子(日本)

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『Botánico Ⅱ』2017年
凸版、ゴム版、パステル、アマテ紙に和紙

Daniel Berman Loya (メキシコ)

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『enter the heart of the Dragon』
2008年、木版

佐藤 杏子(日本)

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『DP160735』2016年
ドライポイント、ヴュラン

Klára Stodolová(チェコ)

Klara01-sm

『The Butterfly bush – Three』
2016年、木版

佐藤 照代(日本)

SatoTeruyo01-sm

『子供の領分』2017年
リトグラフ

郭 庆文(中国)

Guo Qingwen01-sm

『The mark 1』2016年
エッチング

鈴木 吐志哉(日本)

SuzukiTosiya01-sm

『Deborah 帰還』2017年
木版、和紙

Magda De Jose(ブラジル)

MagdaDejose01-sm

『White Shadow I』2008年
木版、楮紙、蜜蝋

園山 晴巳(日本)

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『Signe-X』2016年
リトグラフ

Demitrije Pecic(セルビア)

DemitrijePecic01-sm

『窓辺からの眺め』2016年
木版

 

廖 修平(台湾)

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『福』2016年
シルクスクリーン

鶴巻 貴子(日本)

Turumaki01-sm

『ユトピ, ロータス』2017年
カーボランダム、アクアチント、ドライポイント、手彩色

Marnix Everaert(ベルギー)

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『Ice field from the series “A Booklet of Theories”』
2015年、エッチング

中山 隆右(日本)

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『SPECTRUM-6-B』1999年
シルクスクリーン

Janis Murovskis(ラトビア)

JanisMurovskis01-sm

『The First Snow』2016年
シルクスクリーン、キャンバス

4月の音を楽しむ集い

池田音楽クラブのメンバーが演奏する音楽会です

開催日: 4月8日(日)と4月22日(日)

4月8日(日)

11:30~ 「月例音楽会 : フルートとピアノとギターの演奏」

 クラシックだけでなく叙情歌やディズニーミュージック、季節の曲などを演奏します。お子様から大人まで楽しめる音楽会です。

4月22日(日)

14:00~ 「フォークソングの日」

 昭和の時代にタイムスリップしたかのような懐かしいフォークソングを演奏します。青春時代にもどって一緒に口ずさみませんか。

  • 音楽会の最後には会場の皆さんと一緒に「ふるさとを」合唱しています。
  • 当日、変更することがあります。

雪の錯覚すべり台を披露しました。

sakkaku3.4_02八海山麓スキー場特設会場2018年3月4日13時17分撮影

浦佐裸押合大祭が始まりました。明日が本番!

2018.3.2美術館エントランスホールから2018年3月2日9時34分撮影

交差する写真展 合同作品解説会 _3月10日

日本の写真史に名を刻んだ101人展+魚沼ベストショット展PartⅦ

開催日: 2018年3月10日(土)

3月10日(土)14:00から、田辺千勝氏による「交差する写真展 合同作品解説会」を開催します。

毎日熱心な写真ファンが訪れてくれます。

日本の写真史を築き上げてきた101人の著名写真家の代表作を収集したフジフイルム・フォトコレクション。それを一堂に展示した「日本の写真史に名を刻んだ101人展」は“銀塩写真”の技術の集大成といえます。一方、地元や県内外の写真愛好家やプロ写真家が魚沼地域の風景、風物習慣などを切り撮った「魚沼ベストショット展PartⅦ」も7回目を迎え、あたたかい写真空間を作り出しています。先般の講演会で講師の土田ヒロミ氏は、「写真はデジタルの時代にはいり質量がなくなった」と言われました。

そんな中、銀塩写真とデジタル写真の両方を熟知されている田辺千勝氏による《合同解説会》を実施いたします。2つの対照的な写真展をどのように解説されるか今から楽しみです。

田辺氏は現在、新潟県展写真部門委員、南魚美術協会会長。高校での教員時代、写真の祭典「写真甲子園」で全国優勝の指導実績があります。

久しぶりの快晴。積雪2メートル。

2018.2.6美術館エントランスホールから2018年2月6日11時48分撮影

ようやく雪が止んで一段落です。

2018.1.29美術館エントランスホールから2018年1月29日14時34分撮影

2月の音を楽しむ集い

池田音楽クラブのメンバーが演奏する音楽会です

開催日: 2月4日(日)と2月25日(日)

2月4日(日)

11:30~ 「月例音楽会 : フルートとピアノとギターの演奏」

 クラシックだけでなく叙情歌やディズニーミュージック、季節の曲などを演奏します。お子様から大人まで楽しめる音楽会です。

2月25日(日)

14:00~ 「フォークソングの日」

 昭和の時代にタイムスリップしたかのような懐かしいフォークソングを演奏します。青春時代にもどって一緒に口ずさみませんか。

  • 音楽会の最後には会場の皆さんと一緒に「ふるさとを」合唱しています。
  • 当日、変更することがあります。

初心者向け写真教室_2月17日(土)

魚沼ベストショット展 PartⅦ 企画

開催日: 2月17日(土)

現在開催している「魚沼ベストショット展 PartⅦ 」の恒例企画です。今年も多数のご参加をお待ちします。希望者は美術館まで事前にお申し込みください。

【講師】魚沼ベストショット展の出展者

【内容】

[1]美術館周辺で撮影した実例作品をモニターで確認しながら、撮影のポイントやコツを具体的に解説。

[2]上記を参考にして、実際に美術館周辺で写真撮影を実施(天候、人数により実施できない場合は、写真撮影に関する講話となります)。

[3]撮影した画像をモニターで確認し、講評・アドバイス。

[4]参加者の撮影写真2点を期間中(3月27日まで)美術館館内に展示します。

【※】参加希望者は池田記念美術館まで事前にお申し込みください。
   →→→→→→→→→電話 025(780)4080

【※】参加者はデジタルカメラをご持参ください。

【※】要昼食持参(今回初めて昼をはさんで実施しますので、各自で昼食をご用意ください)

 

写真家・土田ヒロミ氏:記念講演会_2月10日(土)

開催日: 2月10日(土)

現在開催中の「フジフイルム・フォトコレクション 日本の写真史に名を刻んだ101人展」出品写真家の一人、土田ヒロミ氏による記念講演会を開催します。

土田ヒロミ氏
プロフィール

1939年、福井県生まれ。本名・宏美。63年、福井大学工学部卒業後、ポーラ化粧品に入社。64年に東京勤務を機に東京綜合写真専門学校研究科で学ぶ。66年、同校卒業。71年に会社を辞めてフリーの写真家に転じる。同年、「自閉空間」で第8回太陽賞を受賞。76年、全国各地を旅して日本人の原像を追った写真集『俗神』刊行。75年以降、被爆地ヒロシマを訪ね歩き作品を発表。同シリーズで78年に第3回伊奈信男賞、84年には第40回日本写真家協会年度賞を受賞する。また、86年7月から毎日1枚のセルフポートレイトを撮影している。92年から96年まで東京綜合写真専門学校の校長、2000年から2010年まで大阪芸術大学写真学科教授。08年、「土田ヒロミのニッポン」(東京都写真美術館)で第27回土門拳賞受賞。現在、福井県あわら市の「金津創作の森」館長を務める。2018年1月、撮影行120回以上、撮影点数5万点から190点を精選した最新写真集『フクシマ 2011-2017』刊行。

土田ヒロミ『愛知 一色黒沢』1969年〈俗神〉より(富士フイルム株式会社蔵)

土田ヒロミ『愛知 一色黒沢』1969年〈俗神〉より(富士フイルム株式会社蔵)