新年を迎えて2度目の豪雪。天と地が雪でつながっているようです。
2021年1月10日
旧年中はコロナ禍のなか、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
新しい年が安心と健康と希望に満ちた一年になりますよう
心よりお祈り申し上げます。
イケビふれあい通信/2021年1月1日号に職員の記事をアップしましたので、
どうぞお読みください。
2021年1月1日
公益財団法人池田記念スポーツ文化財団
池田記念美術館
職員一同
2021年1月1日
2020年はコロナ禍の影響が大きく、美術館としても経験したことのない一年となりました。約1か月という長期にわたる休館も始めてでしたし、展覧会が中止や延期となったり、コンサートや講演会等も中止となるなど、残念なことも多かったのですが、その中でも、小千谷の絵紙展や第21回八海山夢展、八色の森の美術展、薮内正幸絵本の世界展など、無事開催できた展覧会もありました。また、コロナをきっかけに、改めて美術館の衛生管理について見直すことができましたし、動画配信などの新しいウェブコンテンツを始めることもできました。
こうした新しい経験をもとに、2021年が良い年になるよう努めていきたいと思います。残念ながら新年1月の恒例となっていた「雪見展」と「一箱古本市」は中止ですが、「第65回南魚沼郡市児童生徒美術展」は1月7日より開催いたします。子どもたちの作品を前にすると明るい未来へのエネルギーを感じることが出来る気がします。すでに展示も終了し、展示室では南魚沼市と湯沢町の子どもたちの作品が、オープンの日を待っています。ぜひ新年も池田記念美術館にご来館ください。
(広田)
令和3年はどんな年になるのでしょうか。活気をとり戻し、モーっと元気な年にしたいものです。
イケビの新年は子どもたちのエネルギーと創造力にあふれた「第65回南魚沼郡市児童生徒美術展」(1/6〜19)でスタートします。南魚沼市と湯沢町の子どもたちの作品約500点を展示しますので、新鮮な感性にふれて鋭気をやしなってください。
「魚沼ベストショット展PartⅩ」(1/23〜3/8)も見逃せません。県内外の写真家53名と高校写真部の生徒8名が、素晴らしい風景、風物、風習であふれている魚沼を切り撮った、渾身のベストショットを展示します。写真を通して魚沼のエッセンスを体感していただき、あらためて魚沼を見直す機会にしてみませんか?
今年も、イケビに行けば何かを発見したり、新たな自分をみつけたりしていただけるような場になればと願っております。同時に、感染症対策を万全にして、大勢の皆さまの御来館をお待ち申し上げております。
(岡西)
静かな新年を迎えました。家族で一緒に過ごす時間が多くなり、絆が深まったような気がします。昨年、一人旅に挑戦してみたいと思っていましたが、コロナでできませんでした。本年が安心してやりたい事ができる明るい年になりますように願っています。
現在、エントランスホールでの音楽イベントは新型コロナウィルス感染症拡大防止のために、全て中止しています。昨年は、音を楽しむ集いの開催を待っているお客様に、ホームページとフェイスブックで動画を配信しました。今年最初のネット配信は、フォークソングライブです。演奏は池田音楽クラブのメンバーの「一坊、のぶ君、フラワーポット」です。準備が出来次第投稿しますので、楽しみにお待ちください。
当館は安心して展覧会をご覧いただけるように、感染防止対策を徹底して皆様のご来館をお待ちしております。
(佐藤)
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症の影響が依然とどまりません。心よりお見舞い申し上げます。
今年のお正月は、外出などを極力控え、家族と静かにのんびり、お正月を迎えています。
以前、お伝えしたのですが、冬になると必ず祖母が作る郷土料理『ホッケ寿司』を思い出します。刺身がのっているお寿司とは全く違い、生のホッケと塩と麹を笹で包んで漬ける魚沼の郷土料理です。あの祖母の味はもう食すことはできませんが、同じ様な漬物で、麹と野菜と身欠にしんを漬ける『キッコシ漬け』がうちでは最近のお正月の定番です。決して豪華なおせち料理ではありませんが、愛情のこもった、子供のころから慣れ親しんだ料理です。素朴でどこかあったかい魚沼自慢の郷土料理。母が祖母から教えてもらったように、いつか私も母から教わりたいと思いました。
(山口)
新型コロナウイルスの猛襲で世界中が苦しみ、日々増加する感染者数にため息をつくばかりの毎日ですが、コロナ禍のなか、美術館においでいただいた全ての方々に感謝申し上げます。
年末の12月中旬、予期せぬ豪雪に見舞われ、美術館が立地する八色の森公園も、一時は2メートル近い積雪を記録しました。降り始めから1週間というもの、八海山も駒ヶ岳も雪雲におおわれて見えず、目に入ってくるのは白い色ばかりでした。それでも、雪が降り止むと、小春日が何日も続き、青空を背景に八海山と駒ヶ岳がその勇姿を見せてくれました。
そんな気候が左右したせいなのか、冬に突入したばかりだというのに、雪の下から顔を覗かせている蕗の薹を美術館の職員が見つけました。そのとき職員が撮影した写真がこちらです。
一年前の年末年始は雪がまったくなかったのに、この冬の12月は経験したことのないほどの大雪でした。蕗の薹も季節を感知する能力に迷いが生じたのでしょうか。
歳時記では、立春(今年は2月3日)から立夏(同じく5月5日)の前日までが「春」にあたり、蕗の薹の季語はもちろん「春」になります。
甦る春の地霊や蕗の薹(杉田久女)
春の到来はまだまだ先のことですが、八色の森の地霊が、みなさまにとって招福の地霊となりますように!
2021年も引き続きよろしくお願いいたします。
(高橋)
2021年1月1日
会 場:1F企画展示室、2F展示室Ⅰ
10回目を迎える「魚沼ベストショット展」が新年の1月23日(土)から始まります。新型コロナウイルス感染症で閉塞感のある状況ですが、今回も新しい出展者が増え、よりパワーアップした展示で皆様のご来場をお待ち申し上げております。魚沼地域は素晴らしい風景・風物・風習にあふれています。この魚沼の素晴らしさを大勢の皆様と共有していきたいと思います。
出展者(五十音順) ※ 出展者は変更になる場合があります。
青野 栄 南魚沼市 / 秋元貴美子 さいたま市 / 石川智之 南魚沼市
今井一治 魚沼市 / 岩渕邦夫 魚沼市 / 江部堅市 南魚沼市
大塚 明 魚沼市 / 小沢文雄 南魚沼市 / 貝瀬 久 南魚沼市
片桐與文 南魚沼市 / 勝田定夫 南魚沼市 / 菊地和好 魚沼市
熊木一成 南魚沼市 / 小坂幸平 十日町市 / 腰越 晃 南魚沼市
斎藤 仁 南魚沼市 / 酒井 建 南魚沼市 / 酒井 大 南魚沼市
桜井邦彦 小千谷市 / 櫻井信夫 魚沼市 / 桜井博之 魚沼市
佐藤幸子 南魚沼市 / 佐藤昭二 南魚沼市 / 佐藤 尚 戸田市
佐藤吉晴 魚沼市 / 茂野孝志 十日町市 / 清水重蔵 新潟市
霜鳥健二 燕市 / 新保暢一 小千谷市 / 関 義正 南魚沼市
高橋 徹 南魚沼市 / 田中好春 魚沼市 / 田辺千勝 南魚沼市
外山和子 魚沼市 / 内藤竜大 南魚沼市 / 彦久保秀幸 上尾市
平野 悟 十日町市 / 星 義廣 魚沼市 / 本間由美子 南魚沼市
松井大典 魚沼市 / 松田 昇 南魚沼市 / 松原 浩 長岡市
宮内吉徳 南魚沼市 / 村山 博 十日町市 / 目黒公司 魚沼市
目﨑芳朗 小千谷市 / 山川直衛 新潟市 / 山﨑忠夫 新座市
山田拓郎 南魚沼市 / 山田則夫 南魚沼市 / 山本昭七 長岡市
山本貴一 十日町市 / 若山文雄 南魚沼市
特別出展
六日町高校写真部 南魚沼市
2020年12月25日
池田記念美術館の今年の営業は12月22日(火)までとなります。
年末年始の休館は下記のとおりです。
新年は、1月7日(木)から開館いたします。
よろしくお願い申し上げます。
2020年12月13日