八色の森公園は春の花が終わり、緑がいっぱいです。日本の伝統色で緑系を調べると、若竹色、萌葱色、鶯色、千歳緑、苗色、苔色、柳色、裏葉色など、何十色もの名前があります。
美術館エントランスホールから●2020年6月2日16時47分撮影
2020年6月2日
この度は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う臨時休館となり、休館中に足を運んでくださったお客様もいらっしゃるのではないかと思います。皆様には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
そこで、2019年4月~2020年3月に、ご入会された個人、法人の年間パスポートの皆様に有効期限を一か月間延長させていただきたいと思います。
延長にあたり、パスポートの再発行はいたしませんが、受付で期限の確認をさせていただきますので、ご来館の際には必ず、パスポートをお持ちくださいますようお願い申し上げます。
池田記念美術館は明日、6月1日に再開します。
2020年5月31日
臨時休館中は大変ご迷惑をおかけしましたが、
池田記念美術館は、6月1日(月)より再開いたします。
開催中の展覧会は「絵紙ワンダーランド―小千谷の雛まつり」展(〜7月12日まで)です。
展覧会の詳細はこちらのページをご覧ください。
また、ご来館の際には、「コロナウイルス感染症拡大防止のためのお願い」をご一読いただきますようお願い申し上げます。
2020年5月30日
新型コロナウイルス感染症対策について
【ご来館前にご一読ください】
当面の間、感染防止策を講じた上で開館いたします。
ご来館に際しては、下記の点についてご協力をお願いいたします。
以下のお客様につきましては、ご来館を控えていただきますようお願いいたします。
・発熱や風邪、味覚障害の症状がある。体調がすぐれない。
入館時
・マスクの着用をお願いいたします。
・手指の消毒をお願いいたします。
・検温
入館後
・ほかのお客様と適切な距離(2m以上)を空けて作品をご鑑賞ください。
・展示室内では、会話はお控えいただき、静かに鑑賞してください。
・感染防止のため、壁や作品・展示ケースに触らないでください。
池田記念美術館での対策
・受付カウンター・喫茶カウンターに飛散感染防止用の透明シールドを設置しています。
・出入口と館内各所に手指消毒液を設置しています。
・館内空調システム等により十分換気を行っています。
・ドアノブ・エレベーターなど手が触れる箇所は、消毒液による清掃を実施しています。
・お客様に対応するスタッフはマスク着用の上、毎日検温を実施し、健康管理に努めています。
・展示室内が過度に込み合わないよう入場制限を行う場合があります。
2021年10月1日
果物が健康に良いということは、1980年代の米国の研究等によって定着してきたそうです。一つは、果物にはガン発症の予防効果があること。二つ目は、果物に含まれている低分子の糖類は生活習慣病の直接の原因ではないことです。さらに、決定打は、1990年代の米国の国立機関による新しい食事摂取法だそうです。従来の食事法との大きい相違点は果物を一人一日で多めに食べることだったそうです。
果物が生活習慣病のリスクを下げる理由は、①豊富なビタミン類、②カリウム(高血圧の原因となるナトリウムの排泄)、③食物繊維(コレステロールや脂質、老廃物の排出促進)、④ファイトケミカル(ポリフェノール、カルテノイド等)だそうです。
この様な果物の有用性はサプリメントで十分ではないかと思う方もいるかもしれません。最近の研究では、ベータカロテンのサプリの摂取調査が行われ、サプリ単独の摂取でガンの発症促進が見られたそうです。
果物のガンに対する抑制効果は果物に含まれるビタミンやポリフェノールの複合的な効果と考えられています。一つの成分だけをたくさんとっても、人体内の代謝や栄養バランスを乱し、ガンを促進してしまったと推測されています。
つまり、単独の抗酸化サプリを大量に摂取することは危険であるといえます。ガンの原因となる活性酸素も完全に消し去るとかえって危険であり、自然界では酸化と抗酸化成分のバランスが大事であるとのこと。
健康を維持するためには、果物や野菜、ナッツなどを適度に食べて、運動することが一つの選択肢といえるようです。
(岡西)
2020年5月25日
新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い、6月に開催を予定していた「音を楽しむ集い」は中止とさせていただきます。
また、初夏の「一箱古本市@池田記念美術館」も開催延期とさせて頂きます。延期の時期は未定です。
楽しみにしていた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
大型連休中、「自宅の大掃除をしよう!」というご家庭も多かったのではないでしょうか。我が家も同様で、両親と今住んでいる家は築30年ほど経ちますが、障子を張り替えたり、古い箪笥を開けてみたり……普段見て見ぬふりをしてきたところを色々整理しています。
先週、父が座敷の天袋を整理しよう、と言い出しました。掛け軸などを仕舞っているのですが、普段ほとんど開けることはありません。床の間に飾る掛け軸を入れ替える時くらい……年に数回程度です。
すべての軸を出してみたところ、祖母の父が描いた掛け軸が数点出てきました。その他、表装を何もしていない絵が何枚かありました。こんな絵があったんだね、としみじみ鑑賞していましたが、そのうち、父が、祖母の父の思い出を話してくれました。会いに行くと、いつも絵を描いているか酒を飲んでいるかで、父にとっては「遊んでくれる優しいおじいちゃん」ではなく、「怖い人」だったそうです。
家族で普段できない会話ができて、旅行には行けませんでしたが、いい連休になりました。
(広田)
2020年5月19日
ステイホーム、ステイ東京で、親戚が県外から帰省できず、泊り客がいないゴールデンウィークを過ごしたのは嫁いで初めてのことでした。おもてなしが不得意な私は毎年少しプレッシャーを感じていたので、どんなにか気楽な連休になるだろうと期待していました。
実際、連休になってみると、なんか張り合いがなく、寂しくてため息が出てしまいました。新緑の魚沼を楽しんでもらい、山菜料理を美味しそうに食べている笑顔を見ることが自分でも嬉しかったのだと気づきました。帰省できなかった親戚に魚沼の春を感じてもらえるように、故郷の春の恵みを送った方も多かったことでしょう。
自粛中の夜に感染症のニュースを見て胸がざわざわして落ち着かない時には、当館で開催したワークショップ「ニットdeケア帽子(病気の治療で脱毛や皮膚炎で敏感になった頭皮を保護する帽子)」で習った帽子を編んでいました。集中して編んでいると無心になれて穏やかな気持ちになれます。リラックスできるので良く眠れたように思います。初心者でも作れて出来上がった帽子は病院に寄付もできます。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
(佐藤)
2020年5月18日
長岡の郊外にある大型コンピュータで情報処理を行う会社が、野菜作りを始めたというので、不思議に思い調べてみました。大型コンピュータが発する膨大な熱を利用して野菜作りをしているのではと想像がつきましたが、この会社が長岡の地にセンターを造ったのは雪を利用した冷却がポイントであったようです。
調べていくと、「アクアポニックス」という言葉がカギとなっていました。これはアメリカで始まった、養殖と水耕栽培を組み合わせて「共生環境」を利用した循環再生型の栽培・養殖プラントです。
つまるところ、雪を利用してデータ処理で出る熱を冷やし、余剰エネルギーをプラントに活用し、プラントの中では水耕栽培を行い、その肥料には養殖している魚の糞を利用して野菜栽培にあてるというものです。
これを考えた会社はもともと就職関連の大手出版社の方が社長で、実行した方もそこのやり手社員。彼らの仕事はもともと最先端のウェブマーケティングで、今はやりのビッグデータを扱っている会社です。その方々とアクアポニックスの専門家が組んで会社を創業したようです。彼らは循環再生プラントのノウハウを提供したり、プラント工場創出のプランニング、施工まで行うそうです。
循環型植物工場は、従来のLED使用型工場に比べ、初期投資やランニングコストも少なく、栽培期間も短いそうです。従来型の液体肥料使用に比べても、魚のえさ代で魚も養殖でき、その糞が肥料となるためエコなのは間違いないようです。
肥沃な大地で米や野菜を作っている新潟県にこの様な最先端の植物工場があるのも、なにか遠い(近い?)将来の世の中の一端をかいま見たような気がしました。
(岡西)
2020年5月17日