「雨宮一正 収蔵品展」4月24日(土)~5月23日(日)
雨宮一正氏は、1934年生まれ。1963年に東京藝術大学彫刻科卒。フランスへ留学し、ハンガリーなどヨーロッパ各国を回り制作を続けました。今回の展覧会では、雨宮氏の木彫作品とともに、木版画と水彩画の作品を展示します。水彩画はハンガリーやシベリアを旅した際のスケッチです。
雨宮一正「躍」木版画
雨宮一正「シュプロンの教会」水彩画
2021年4月26日
2017年から毎秋、当館を会場に開催されている「八色の森の美術展+八色の森の子ども絵画展」は、全国各地で活躍する現代美術の作家30人以上が作品を出品し、地元の子どもたちの作品と共同展示するとともに、谷川渥氏の基調講演や美術館の未来構想についてのシンポジウムなど、多彩な関連イベントを開催する美術展として、美術界ばかりでなく教育界からも注目されています。今回のスピンオフ展は2回目の開催となり、会場は東京都中央区日本橋にあるギャラリー「人形町ビジョンズ」です。過去4回の美術展出品者のうち35人の作家が参加しています。世界を震撼させている新型コロナウイルス感染症によって東京都は3回目の緊急事態宣言下にありますが、予防対策を万全にして、ご観覧ください。
八色の森の美術スピンオフ Ⅱ 展
【会 期】2021年4月20日(火)〜5月1日(土)
【開廊時間】12:00〜19:00 *最終日のみ17:00まで、日曜休廊、4月29日(祝)開廊
【会 場】人形町ヴィジョンズ
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-2-9 ASビル1F
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線《人形町駅》A4・A5出口徒歩5分
Tel&Fax:03-3808-1873
HPはコチラです → https://visions.jp/
【出品者】
秋山潔/石井博康/市川和英/大嶋彰/海撥準一/小林良一/芝章文/新山光隆
羽賀洋子/古川流雄/木嶋彰/佐藤容子/下向恵子/沼田直英/岩本拓郎
堂免修/中村陽子/山田ちさと/ヴィヴィアン佐藤/衣(ハトリ)
工藤礼二郎/道源綾香/阪本聡/室井公美子/清原亮/葛生裕子/森馨
含真治/小山利枝子/前田哲明/中島由絵/中村功/山田命佳/糸数都/与那覇大智
【実行委員長のメッセージ】
「八色の森の美術展」を4年前に始めた時は、世界を覆い尽くすコロナパンデミックを誰も想像しませんでした。
世界が狭くなる中、エボラなどの予兆があったのに……。
2021年現在、私たちは既に失ったものや出来なくなったことのリストを作ることになってしまいました。
「第1回 八色の森の美術展」を始めた頃とは世界は大きく様変わりしてしまったのです。
空間は限られ、移動は制限され、新たな出会いはなくなり、歓喜に咽ぶ自らの客体化も失われかねません。
それでも人は仮想空間で生きるにあらず、どんなに記号化されてもはるかに我々は身体的存在であることを自覚し、深く呼吸をくりかえします。
創造性は、私たちを絶望から救い、妄想や恐怖から解き放ち、人が人として死んでいくのを唯一遮ります。
美術家はその尖兵として制作を諦めず、うなだれず、発表します。
私たちは不在を良しとしません。
多くの作家に声を掛け、心を合わせて制作の果実を実らせます。
それは単なる多様性の集合とは違い、一人一人の希望であり勇気であり意志です。
私たちが諦めないことが世界を救う唯一の方法だと信じて。
新潟で毎年開かれる展覧会のエッセンスではありますが、みなさまに御高覧いただきたくご案内いたします。
実行委員長:海發準一
2021年4月26日
3月20日13時30分より、「ふれても ふれない 美術展」の解説会を開催します。出品作家による作品解説です。ご来館をお待ちします。
2021年3月19日
出品作家
今井伸治(立体造形、柏崎市)、小飯塚眞理子(ファイバーワーク、新潟市)
佐藤公平(陶、新発田市)、佐山道知(彫刻、新潟市)
霜田文子(ボックスアート、柏崎市)、霜鳥健二(彫刻、燕市)
角谷豊明(彫刻、湯沢町)、関根哲男(インスタレーション、柏崎市)
玉川勝之(彫鍛金、加茂市)、平野照子(陶、新発田市)
藤井芳則(ミクストメディア、新潟市)、古川敏郎(彫刻、阿賀野市)
星野健司(彫刻、新潟市)、細野茂樹(木彫工芸、村上市)
松川滋子(染織、新発田市)、松原匠秀(彫刻・陶、柏崎市)
村木 薫(彫刻、新潟市)、山田初枝(織、長岡市)
(あいうえお順)
〈開催にあたって〉
2019年に秋季特別展として「ふれる かんじる 楽しい美術展」(ふれ美展)を当館で開催しましたが、定期的かつ持続的な活動を目指して、一年半ぶりに二度目の挑戦をします。普段、美術館の展覧会では「作品には手をふれないでください」と告知されることが多いのですが、県内各所で過去何回も開催実績のある「ふれ美展」では反対に「手でふれる」ことが奨励され、触覚を使って直に作品から伝わってくるメッセージを感じとってもらう展示を長年にわたって実践し、視覚障がいのある方が作品を鑑賞できる場を提供してきました。しかし、現在のコロナ禍という未曾有の状況下にあって「ふれる/さわる」行為への嫌悪感が世間を席巻しています。そこで、今回の美術展ではこの状況を逆手にとって、会場入口に「使い捨て手袋」を用意し、鑑賞者には手袋という皮膜を介して作品にふれてもらう仕掛けをつくります。手袋をつけて作品にふれる行為ははたして本当に作品にふれていることになるのかどうか、「ふれているのにふれていない」という二つの相反する行為を同時体験しているのではないか……などさまざまな疑問・連想を含めて、美術展の名称を『ふれても ふれない 美術展』といたしました。「ふれる/さわる」という行為について考える契機になってほしいと思います。本展の開催によって、障がいのあるなしにかかわらず、美術との新たな出会いが生まれ、新鮮な体験にわくわく、どきどきする光景を期待しています。
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冬季特別展示
錯覚展2021ー杉原教授の不思議な世界ー
4月19日(月)まで好評開催中!
東大名誉教授、明治大学研究特別教授で、世界中の研究者が覇を競うベスト錯覚コンテストの世界大会で4度の優勝実績を持つ、錯視研究の第一人者、杉原厚吉先生が制作した錯視作品を紹介。「だまし絵立体」「不可能モーション立体」「変身立体」など、実際とは違うように見えてしまう作品が約80点展示されています。また、エントランスホールでは5メートル四方の巨大な「錯覚すべり台」を披露中です。
また、3月14日(日)には、八海山麓スキー場(南魚沼市荒金)で開催される「八海山麓ホワイト☆カーニバル」で「雪の錯覚すべり台」を大公開します。大きさは「12メートル × 8メートル」。どういうわけか、ソリが上にのぼっていくように見える不思議なすべり台です。
ベスト錯覚コンテスト2020世界大会の優勝作品「3次元シュレーダー階段」
2019年3月、八海山麓ホワイト☆カーニバル2019で披露した「雪の錯覚すべり台」
2021年3月7日