首都圏で降雪との報道ですが、当地の積雪は100センチほど。昨日、後山小学校を訪問したら、積雪計は190センチでした。
2022年1月6日
新年あけましておめでとうございます。
池田記念美術館は1月6日(木)より開館いたします。
本年も池田記念美術館をどうぞよろしくお願い申し上げます。
※すべて1月18日(火)までとなります。
2022年1月6日
この世界を構成する基本元素の考え方の一つに、地・水・火・風・空の五大があります。それぞれ確かな実体、現象としてこの世に現れ、この世を彩り、さらにお互いにコラボレーションしては、世界を限りなく多様に創造・変容してきました。この五つの要素(エレメンツ)は、生きとし生ける全てのモノに、時間を超えて抱きとめる壮大な舞台を提供し続けています。 そして、人はその恩恵を受けつつも侵食しながら、大小さまざまな都市に暮らし生きて います。人は「ひとり」という要素(エレメント)として日々の生活を送り、一生を歩 き続けます。そんな人々のこころにふと訪れる何かが足りないという欠落感。その欠片 (かけら)を埋めるのは、キラキラした木洩れ陽や寄せては返す波の音、白い雲がのん びり浮かぶ青空、威容を誇る山々、日曜午後の雨音、ふと季節の気配を運ぶ風、などの 自然界の要素(エレメンツ)なのです。 水より出でた生命(いのち)は、人も、動物も、樹も、岩も、水も、光も、ありとあら ゆる要素がこの地上の宝で、強烈な輝きを放っています。何気ない日々が本当は特別な モノだったと現在(いま)ならわかります。そのなんでもない時間と空間の中に輝きを 見つけイメージに結ぶことで、どう生きるべきかの気づきにつながるはずです。そのためにも、エレメンツあふれる日常に在る気配への想像力と共感力が大事なのだと思いま す。
秋元貴美子
埼玉県生まれ。 日本大学芸術学部写真学科卒業後、大学院を経て、現在、同大学勤務。演習授業等で多くの学生の作品制作をサポートする。また、高校生の写真活動の研究をライフワークとし、全国の〈高校写真〉のサポーターとしても活動している。生きることは旅という視点で、自然に還るために都市に活き、都市に生きるために自然に 帰る旅を続け、都市風景などのスナップや心象を主とした自然風景などで写真展を開催し ている。特に国内では地水火風空の5つのエレメンツに着目した光景や異空間としての 聖地を探し取材を続けている。また、マルタ共和国の魅力に惹かれ、「Malta三部作」を 発表中。
公益社団法人 日本写真家協会会員,日本写真芸術学会理事
─主な写真展─
「Malta 時を刻む」(2021年/ピクトリコギャラリー 両国)
「Malta はちみつ色の街」(2021年/ピクトリコギャラリー表参道)
「Light’s Edge」(2018年/ Nikon 新宿フォト・プロムナード)
「都市を生きるⅱ」(2016年/ポートレートギャラリー)
「化生する光景」(2012年/ポートレートギャラリー)
「凪 (NAGI)」(2003年/アーティストガーデン)
─主な発表作品─
・「いつか空に還る」「日々、この空の下で~都市に生きる」 ( 2018年/日本大学芸術学部写真学科 教員作品展SKY(3人展)/ ソニーイメージングギャラリー銀座)
・「奇跡の輝石」 ( 2019年/日本写真家協会JPS(2016年度)同期入会会員展「resonance」 /オリンパスギャラリー東京)
・「クララの街」 ( 2018年/ JPS2016 MEMBERS 写真展「My Works」/アイデムフォトギャラリーシリウス)
・「想い」「ここから」 ( 2016年/JPS2016年新入会員展「私の仕事」(共同)/アイデムフォトギャラリーシリウス)
・「風ヲ」(2014年/ Nikon 新宿フォト・プロムナード Df作品展) 他多数
秋元氏は「生きることは旅」を実践し、エレメンツを求めて世界を旅し続けています。 今回の個展は、今まで見出してきた様々なエレメントを一堂に集め、観覧者とともに“確かな実態と現象”を確認するものとなります。求め続け、さまよい続け、今もなお続く旅の狭間に、見えてきた異空間としての聖地世界を解説していただきます。
大学で教鞭をとり、写真学科の学生を指導する秋元氏。また、高校生の写真活動の サポーターとしても活躍されています。それらの経験をふまえて、写真活動につい ての講義と、皆さんが撮られた写真の講評をいただきます。尚、当日は感染症対策 のため、実際の撮影活動はいたしません。皆さんから過去の撮影データをお持ちい ただいての講評となります。
※ 参加者は事前に撮影した写真のデータをメモリーカード等に入れて、一人3点持参 してください。講義のあとに作品講評会を行います。データの移行に時間がかかりますので、教室開始の1時間前より参加者のデータ移行受付を開始いたします。ご協力願います。
2021年12月25日
いつも池田記念美術館にご来館いただき、ありがとうございます。
2021年の営業は12月23日(木)で終了いたしました。24日(金)からは年末年始休館として2022年1月5日(水)までお休みとなります。
新年は1月6日(木)から開館いたします。6日からは「第66回南魚沼郡市児童生徒美術展」を開催いたします。児童生徒美術展期間中は入館料が無料となりますので、この機会にぜひご来館ください。また昨年中止となった「雪見展」も無人販売の「一箱雪見展」として開催します。
2022年も池田記念美術館をよろしくお願い申し上げます。
2021年12月25日
「一箱雪見展&一箱古本市」開催 1月6日(木)~1月18日(火) ※水曜休館
毎年1月成人の日を含む連休に開催していた雪見展と古本市。昨年は中止でしたが、今年は期間を1月6日から18日までとし、コロナ対策をし開催いたします。
無人販売となります。地元のクラフト作家などが出品し、制作した小物やアクセサリーなどを中心としたお店が並びます。お好きな時に、ゆっくりとご来館ください。
9日(日)・10日(月祝)はパンの販売コーナーもあります。
本が好きな人たちが出品。ワイン箱一箱にそれぞれの個性をつめた古本が並びます。
書店では手に入らない珍しい本やマニアックな本があるかも?本好きにはたまらない古本市です。
2021年12月25日
魚沼ベストショット展Part Ⅺ
2022年1月22日(土)~ 3月6日(日)
会場:1F企画展示室、多目的ホール
魚沼地域は山と田園が変化に富み、美しい風景の宝庫です。
その四季折々の自然は世界に誇るべきものでもあります。
そんな魚沼に魅せられた写真家が、それぞれ自慢のベストショットを出展し、
市内外にアピールする自然賛歌の展覧会です。
昨年の展覧会風景(上・下)
出展者(五十音順) ※出展者は変更になる場合があります。
青野 栄 南魚沼市 / 秋元貴美子 さいたま市 / 石川智之 南魚沼市 /
今井一治 魚沼市 / 岩渕邦夫 魚沼市 / 江部堅市 南魚沼市 / 大塚 明 魚沼市 /
小沢文雄 南魚沼市 /貝瀬 久 南魚沼市 / 片桐與文 南魚沼市 / 勝田定夫 南魚沼市 /
勝又一幸 南魚沼市 / 菊地和好 魚沼市 / 小坂幸平 十日町市 / 腰越 晃 南魚沼市 /
齋藤 仁 南魚沼市 / 酒井 建 南魚沼市 / 酒井 大 南魚沼市 / 桜井邦彦 小千谷市 /
櫻井信夫 魚沼市 / 桜井博之 魚沼市 / 佐藤幸子 南魚沼市 / 佐藤 尚 戸田市 /
佐藤吉晴 魚沼市 / 茂野孝志 十日町市 / 志田幸夫 魚沼市 / 霜鳥健二 燕市 /
新保暢一 小千谷市 / 高野三喜夫 南魚沼市 / 高橋 徹 南魚沼市 / 田中好春 魚沼市 /
田辺千勝 南魚沼市 / 外山和子 魚沼市 / 内藤竜大 南魚沼市 / 南雲秀之 小千谷市 /
樋熊フサ子 十日町市 / 彦久保心実 上尾市 / 彦久保秀幸 上尾市 /
平野 悟 十日町市 / 星 義廣 魚沼市 / 本間由美子 南魚沼市 / 松井大典 魚沼市 /
松田 昇 南魚沼市 / 松原 浩 長岡市 / 宮内吉徳 南魚沼市 / 村山 博 十日町市 /
目黒公司 魚沼市 / 目﨑芳朗 小千谷市 / 山﨑忠夫 新座市 / 山田拓郎 南魚沼市 /
山田則夫 南魚沼市 / 山本昭七 長岡市 / 山本貴一 十日町市 / 若山文雄 南魚沼市 /
特別出展
六日町高校写真部 南魚沼市
出展者による作品解説会
1月22日(土)15:00 ~ 16:00
2月19日(土)15:00 ~ 16:00
※参加者は入館料が必要となります。
出展者による作品解説会はシャッターを切る情景が浮かび上が
ってくるようです。
初心者向け写真教室 講師:秋元貴美子
1月23日(日)10:00 ~ 12:00
2月20日(日)10:00 ~ 12:00
参加費:1000円(入館料込み・高校生以下無料)
※定員各回15名(参加には事前の申し込みが必要となります)
今回の講師は、当展の出展者で同時開催中の「都市と自然のエレメンツ」の秋元貴美子氏にご担当いただきます。写真活動についての講義と、皆さんが撮られた写真の講評をいただきます。尚、当日は感染症対策のため、実際の撮影活動はいたしません。皆さんから過去の撮影データをお持ちいただいての講評となります。
※参加者は事前に撮影した写真のデータをメモリーカード等に入れて、一人3点持参してください。講義のあとに作品講評会を行います。データの移行に時間がかかりますので、教室開始の1時間前より参加者のデータ移行受付を開始いたしますのでご協力願います。
※お問い合わせはすべて池田記念美術館まで
2021年12月23日
池田記念美術館のYouTubeチャンネルを開設いたしました。
浦佐認定こども園創立10周年記念薮内正幸展の「斎藤惇夫氏・藪内竜太氏講演会」と、「日比野則彦・愛子ミニコンサート」をご覧いただけます。
その他の動画もありますので、よろしくお願いいたします。
今後も動画コンテンツができましたら更新いたしますので、チャンネル登録といいね!をお願いいたします。
2021年12月19日
いつも池田記念美術館にご来館いただきありがとうございます。
年末年始、当館は下記の期間休館いたします。
新年は、1月6日より開館いたします。
来年もよろしくお願い申し上げます。
2021年12月19日
コロナ禍で長い間休止していた池田音楽クラブメンバーによる音楽会、「音を楽しむ集い」を下記のとおり再開いたします。
それぞれの皆様も大変な思いでコロナ禍をお過ごしになられたと思います。新たな感染情報も伝わる中ですが、感染対策に万全を期して再開に臨みます。
エントランスホールからの雪景色と共に演奏をお楽しみください。皆さまのお越しを心よりお待ちし、再開の第一歩を踏み出したいと思っております。
2022年1月23日