平成28年度 援助実績
1、環日本海沿岸諸国とのスポーツ交流援助事業(1件)
援助対象
国際大学GSO(学友会)
■事業名■国際大学スキーデー
■日 時■平成29年2月25日(土)
2、国際的なスポーツの学術的研究に対する援助事業(3件)
①援助対象
事業創造大学院大学事業創造研究科 岡村誠(新潟県職員)
事業創造大学院大学 教授・冨山栄子
事業創造大学院大学 唐木宏一/新潟医療福祉大学 西原康行
■研究名■総合型地域スポーツクラブと企業との連携・協働のあり方に関する考察およびドイツをモデルとした地域スポーツクラブの日本への導入に関する研究
■研究内容■ドイツをもモデルとした「地域スポーツクラブ」を日本へ導入する研究。ドイツでは地域住民の運営参画がスポーツクラブを支えており、スポーツ推進の原動力となっている。ドイツと日本のクラブを比較する中で、クラブ職員の「オーナーシップ」が果たす役割が重要と考え、総合型スポーツクラブの望ましいインターナルマーケティングのあり方を考察。
②援助対象
事業創造大学院大学 石井和昭(アップルスポーツカレッジ副校長)
事業創造大学院大学 教授・冨山栄子
■研究名■スポーツ関連事業のベトナム進出に関する研究
■研究内容■日本の一部大手フィットネス企業が2000年あたりから東南アジアへ進出し始めた中で、本研究はベトナムに着目し、先に進出している企業をリサーチして、ベトナム市場の現状や特性を考察しながら、今後に向けた進出の業態・方法を探る。ベトナムでは小学校にプールがなく、水難事故で死亡するケースも多いため、国策として水泳指導に力を入れているという。
③援助対象
魚沼基幹病院整形外科 医師・目良 恒/ほか同病院スタッフ15名
■研究名■スポーツ活動や地域労働力としての高齢者の活動性維持を目的とした、「変形性膝関節症」の魚沼基幹病院における調査と理学療法の効果測定および経年変化の詳細観察と記録
■研究内容■高齢者の自立支援や要介護問題は医療政策や産業構造の面からも多くの関心が寄せられている。そんな中で、魚沼基幹病院に治療に訪れる「変形性膝関節症」の患者さんの協力のもと、その理学療法治療の効果の評価や患者の生活背景を把握し、その経年変化を観察記録することによるデータを蓄積、地域医療の向上や高齢者のスポーツ活動の促進などに貢献していく。