日本雑誌協会
「東京オリンピック報道写真展」
11月27日(土)~1月18日(火)
東京オリンピック速報写真で見る日本人選手の活躍
2021年7月23日に開幕した「第32回夏季五輪東京大会」は8月8日に聖火台の火を静かに消して17日間の会期を終えました。今大会は世界が新型コロナウイルスの災禍に見舞われ、開幕が史上初めて1年延期となったうえ、無観客という制約のなかで行われました。
開幕前、国内世論はこの大会を手放しで歓迎する雰囲気ではありませんでした。しかし大会序盤から日本選手のメダルラッシュが続き、その力や技、歓喜の表情に人々の五輪に対する気持ちは少しずつ和らいでいったと思います。終わってみれば、日本勢が獲得したメダル総数は夏冬を通じて史上最多の58個となりました。
雑誌協会では大会ごとに加盟社から派遣されたフォトグラファーによる代表撮影チームを結成し、チームで撮影したデータを各社で共有、雑誌やWebサイトなどで使用しています。
今大会では13人の精鋭が集合しました。普段は全く違う環境で、スポーツに限らず様々な被写体を追っているフォトグラファー達が、その持てる経験とスキルを持ち寄り、一流のアスリートの一瞬を捉えました。その珠玉の作品をご堪能いただければ幸いです。
最後になりましたが、現在もコロナウイルスに感染して療養、治療をされている大勢の方々の早い回復を祈念させていただきます。
日本雑誌協会 スポーツ写真記者クラブ
代表幹事 髙野 徹
2021年11月27日