10月27日トークセッション「地域と連携する美術館の未来構想」

学校教育、美術館、作家をつなぐ組織づくりを目指して

        
  
開催日: 10月27日(土)
時 間: 15時〜17時
参加料: 高校生以下無料、大人500円(入館料)

美術教育は学校教育の最も基本的な教科として必要不可欠な教科であるにもかかわらず、学校教育という制度が暗黙のうちに内包するベクトルと逆向きになってしまう現実があり、子どもたちの多くは造形表現に興味を失っているのではないでしょうか。そこから脱するにはどうしたらいいのでしょうか。今回のトークセッションで明らかにしたいと思います。

造形表現の楽しさや学校での必要性について一般的にどのように捉えられているのか、子どもたちや保護者(大人)はなにを感じているのかについて、学校現場やワークショップ講師、研究者の発言をもとに確認します。

また、滋賀県大津市で学校、美術館、作家をつなぐ先駆的なコーディネーター組織「滋賀次世代文化芸術センター」を創設した副代表・津屋芙未さんから、これまでの活動やポイントについて紹介していただきます。

さらに、南魚沼市において、美術館が中核となって学校や地域と連携する組織を立ち上げるにはどうしたらいいのか、地元と行政からの意見を交えて議論したいと思います。

次世代を生きる子どもたちの未来について、一緒に考えてみましょう。

■トークセッション参加者

津屋 芙未(滋賀次世代文化芸術センター副代表)
青木 善治(南魚沼市立上関小学校校長)
片桐 克巳(南魚沼市企画政策課長)
松本 健義(上越教育大学教授)&松本研究室ドクターコースゼミ生
井口  優(八海山麓自然体験樂校校長)
イシザワエリ(出前授業講師、マルイシ工作室代表、ワークショッププランナー)
コーディネーター:大嶋 彰(出品作家、立教大学特任教授)