星野健司彫刻展 -不可思議の森-

不可思議の森からライダー・トリックスターまで彫刻家・星野健司の集大成

        
  星野健司「行者」写真©三浦興一
星野健司「行者」 写真撮影:三浦興一

  
開催期間: 2018年6月9日(土)~7月16日(月祝)
開館時間: 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
     ※最終日は午後3時終了
休館日 :毎週水曜日
観覧料: 観覧料:一般500円(高校生以下無料)
    ※500円ですべての展覧会がご覧になれます

この度池田記念美術館で、星野健司彫刻展を開催する運びとなりました。星野氏は1971(昭和46)年頃から一貫して鉄やステンレスという工業資材を用い、溶接(ようせつ)鍛造(たんぞう)の手法で彫刻を制作。70年代初めの頃に「不可思議の森」というタイトルの下、抽象的な彫刻群を、さらに90年代を境に「ライダー・トリックスター」というバイク乗りの人体彫刻を造り始め、現在では個展を中心に発表の場を広げ、新潟県を代表する彫刻家の一人となりました。今回の展覧会は、彫刻家・星野健司の集大成ともいえる内容となっています。ぜひ、ご高覧ください。

■星野健司 略歴
1951年 西蒲原郡巻町(現新潟市)に生まれる。
1976年 多摩美術大学大学院彫刻専攻修了。在学中に行動美術展に出品。故郷の巻町へもどり、アトリエを構える。
1991年 日伊(欧)国際交流展センツァフロンティエーレ等に参加。
1993年 アートヒル三好ヶ丘93彫刻フェスタ入賞彫刻設置。(岐阜県三好町)
1996年 横浜彫刻展96入賞彫刻設置。(横浜市)
1997年 童展 参加。(伊豆、銀座アートギャラリー等 04年、05年、08年)
2000年 大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2000 参加。(新潟県妻有地域 2003年、2006年)
2007年 第15回センツァフロンティエーレTOKYO(セッションハウス神楽坂)
2010年 WARABE2010(セッションハウス神楽坂他 12年、14年、15年、16年)
2012年 GUN新潟に前衛があった頃 出品。(新潟県立近代美術館)
2017年 個展・星野健司彫刻展-鉄とステンレスの造形-(櫟画廊 東京銀座)
コンペ「日本芸術センター第6回彫刻コンクール」審査員賞受賞(東京芸術センター 東京)
コンペ「Dojima River Award 2017-NUDE」佳作受賞
現 在 無所属、個展多数開催。

■イベント
対談 星野健司×山浦健夫
日本の近・現代彫刻史で『不可思議の森』を解剖する⁈

6 月9 日(土)14:00 ~ 16:00
※入館料 500 円が必要です
彫刻家・星野健司と近代彫刻研究家・山浦健夫が星野彫刻の魅力を語りつくします。